企業・法人

企業の周年記念のロゴはどう作る? 作成の目的や効果、活用方法を解説

2022年11月4日

周年記念ロゴ作成のためのアイデアラッシュ

企業が節目の「○周年」に作る周年記念ロゴには、社内外へのアピール、新規顧客へのアプローチ、顧客との関係強化など、さまざまな役割があります。

そんな重要な営業ツールだから、もしもロゴ作成の担当者を任されたら、「どうやって決めたらわからない!」と慌てる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、周年記念ロゴを作る目的、デザインの決め方、活用方法までを詳しく解説。
周年記念ロゴにお悩みの担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

企業が周年記念のロゴを作る目的とは

周年記念のロゴを作る目的は、「今年何周年を迎える企業」を広く世間にアナウンスするためです。
ロゴには、文章や口頭で伝えるよりも視覚に訴えられるというメリットがあります。
印象に残りやすいため、社内外へのアピールにもマッチしたツールといえるでしょう。

周年記念ロゴの制作によって得られる効果は、以下の3つが挙げられます。

  • プロモーション効果
  • 企業のアピール
  • 社員のモチベーションアップ

まずは、プロモーション効果です。周年記念ロゴの発信には、注目を集める効果があります。
ロゴの一新によって、既に存在が世間に浸透している企業であっても、新鮮なイメージを与えられます。
新規顧客の獲得につながる可能性もあるでしょう。

続いて、企業のアピール。
「企業がどれだけ長い間、事業を続けてきたか」を伝える役割もあります。
企業の誠実さをアピールできる機会にもなりうるでしょう。

周年記念ロゴにはキャッチコピーが添えられることもあります。
キャッチコピーには、企業の経営理念を示したり、これまでの感謝を伝えて、これから先も発展を続けるというメッセージが込められます。

最後に、社員のモチベーションアップ効果。
形に残る周年記念ロゴを作ることで一体感を生み、愛社精神を育むきっかけにもなります。
周年記念はお祝いのような明るいムードです。会社全体を活気づける契機にもなるでしょう。

 

ロゴの種類について

ロゴの種類は大きく分けて「ロゴタイプ」「ロゴマーク」「シンボルマーク」の3種類。
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて解説します。

ロゴタイプ

ロゴタイプとは、社名・団体名・商品名などを表す文字デザインのこと。
基本的に文字だけで構成されています。

[メリット]
・社名や商品名などをダイレクトに訴求できる
・視覚的なインパクトが大きい
・シンプルで分かりやすい

[デメリット]
・堅苦しいイメージになる
・社名が長い場合は不向き

シンボルマーク

シンボルマークとは、家計・会社・団体・個人などを象徴する図案(マーク)のこと。
日本の家紋もシンボルマークにあたります。

[メリット]
・自由度の高いデザインが可能
・絵的に捉えられるため印象に残りやすい
・親しみやすく小さな子供にも分かりやすい

[デメリット]
・社名や商品名を覚えてもらいにくい

ロゴマーク

ロゴマークとは、ロゴタイプとシンボルマークを使って図案化したもの。
文字ではなくシンボルマークがメインとなるのが一般的です。

[メリット]
・商品名とシンボルの両方を覚えてもらえる
・表現の幅が広くオリジナリティーのあるロゴができる

[デメリット]
・会社名を覚えてもらいにくい場合がある

ロゴデザインはシンプルでわかりやすいですが、やや堅苦しいイメージになるのがデメリットです。
一方、シンボルマークやロゴマークは親しみやすいものの、社名を覚えてもらいにくいのがデメリットといえます。

それぞれのメリット・デメリットを考慮して、周年記念ロゴを作る際の参考にしてみてください。

 

周年記念のロゴを作成するときの進め方

周年記念のロゴを作成するとき、最初に「周年記念ロゴを作る目的」をはっきりさせておきましょう。
コンセプトや活用方法を明確にしておけば、よりメッセージ性の強い周年記念ロゴが出来上がります。
以下で具体的に解説していきます。

周年記念ロゴに込める思いを明確にする

企業のイメージアップやプロモーション効果を狙うのであれば、相手に何を伝えたいかを明確にしましょう。
多くの場合は、以下のようなメッセージが考えられます。

  • 会社の経営理念を伝える
  • これまでの感謝を伝える
  • これから何を目標にしているかを伝える
  • 何周年記念かをメインに伝える

ロゴに込める想いを明確にしておけば、デザインの検討段階で迷いや意見のすれ違いが起きにくくなります。
「何を伝えたいか」をはっきりさせてプロジェクトチーム内で共有しておくと良いでしょう。

周年記念ロゴの活用方法に合わせて作る

周年記念ロゴをどのように活用するかも考慮しておきたいところです。
名刺などの小さなものにも使いたい場合は、シンプルでわかりやすいロゴが適しています。

一方、ポスターなど面積が広いものに使うなら、キャッチコピーを入れるのも一つの案です。
ノベルティやグッズなどへの使用も考えつつ、キャッチコピーあるなしの両方を用意するのもよいでしょう。

上手く活用するためにも、周年記念ロゴの使用媒体を事前に検討しておくのがおすすめです。

社内コンペでデザインアイデアを募る

社内の団結力向上を目的にする場合は、社内コンペなどでデザインアイデアを募集するのも有効です。
デザインが難しい場合は、周年記念ロゴに込めるメッセージやキャッチコピーなどを募るのもよいでしょう。

社員の負担を考慮するなら、プロジェクトチームで複数案を用意して投票してもらうのもおすすめです。
社内で意見を出し合って周年記念ロゴを作ることは、「一体感を生み、親しみのあるロゴを作る」という目的があります。
また、周年記念のお祝いムードを高める景気づけになるのもメリットといえます。

 

周年記念のロゴデザインの考え方

周年記念のロゴデザインの考え方には、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。

  • 既存の企業ロゴマークに数字やコピーを加える
  • 既存の企業ロゴをベースにデザインする
  • ゼロから新しくデザインする

ひとつめは、既存の企業ロゴマークと何周年か分かる周年ロゴを組み合わせる案。
既存の企業ロゴで会社のイメージを主張しつつ、周年記念をアピールできます。

組み合わせて使用する場合は、周年ロゴに会社名や商品名を載せる必要はありません。
ただし、組み合わせたときに違和感がないような周年ロゴを作るのがポイントです。

2つめは、既存の企業ロゴをベースにデザインする案です。
すでに親しまれているロゴをベースにするため、さほど違和感なく周年記念をアピールできるのが特徴です。
ただし、知名度が低い企業ロゴの場合は宣伝効果が見込めないこともあるので、留意しておきましょう。

3つめは、ゼロから新しくデザインする案。
時間と労力はかかりますが、世界にひとつだけのオリジナル周年ロゴができます。
記憶に残る周年記念となるでしょう。

デザインを作るときの注意点

周年記念ロゴを作るときに注意しておきたい点は以下の通りです。

  • メッセージが伝わりやすいデザイン
  • アイデアを詰め込みすぎない
  • 類似のデザインがないか調査する

周年記念ロゴは、メッセージの分かりやすさが大切です。
思いのままアイデアを詰め込みすぎてしまうと、かえって伝えたいことが分かりにくくなってしまいます。
メッセージ性を尊重しつつ、あまりごちゃごちゃしていないシンプルなデザインを心がけましょう。

また、類似のデザインがないかチェックするのも大事です。
多くの企業や団体がロゴを制作しているため、意図せず似たようなデザインのものができあがってしまうケースもあります。

アイデア出しの際には、特許庁が紹介している画像意匠公報検索支援ツールなどで類似のデザインがないか確認するのがおすすめです。

 

周年記念ロゴマークの活用方法

周年記念ロゴは、ステークホルダーや顧客に自社をアピールする営業ツールとしての役割も担っています。
上手く活用して、企業のイメージアップやブランディングを図りましょう。
具体的な活用方法をご紹介します。

1. 自社の名刺やコーポレートサイトに掲載する

営業先やステークホルダーに周知させるなら、名刺やコーポレートサイトに掲載するのが良いでしょう。
ほかにも、封筒やポスター、パンフレットなど活用できる場面は多くあります。

サイトに掲載する場合は、周年記念をトピックスとして取り上げるのがおすすめです。
周年記念ロゴと一緒にキャッチコピーを載せたり、感謝の思いや今後の抱負を掲げたりして積極的に企業のアピールを行ってみてください。

2. 記念品に周年記念ロゴを入れる

記念品に周年記念ロゴを入れるのもおすすめです。
お得意様や顧客に配布することで、イメージアップやブランディングにつなげる効果が期待できます。
予算と配布する数量を考慮して検討してみてください。

周年記念品の本革カードケース
関連記事センスのいい革小物を周年記念品に! 選び方や予算別おすすめ品

企業の節目の年に、たくさんの方へお贈りする周年記念品。 自社の社員や取引先の方々など、贈り先は広範囲にわたります。 そのため、周年記念品の企画担当者は「何を用意すれば?」と悩んでしまうでしょう。 この ...

続きを見る

 

まとめ~ 周年記念品は本革工房の革小物で ~

今回は、周年記念ロゴの役割や効果、ロゴデザインの作り方、活用方法などについてご紹介しました。

周年記念ロゴはただのロゴではなく、企業のこれまでの感謝や今後の発展を約束する重要なツールです。
顧客やステークホルダーとの関係強化だけでなく、社内の団結力を高めるのにも一役買ってくれるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。

革小物の名入れ記念品を製造・販売する本革工房では、周年記念品に喜ばれる本革アイテムを多数取りそろえています。
素材はすべて厳選した国産牛革で、多彩な色の革と糸を組み合わせてオリジナルの記念品に仕上げられます。
名入れ方法は、素押し、箔押し、レーザー加工の3種類。周年記念ロゴが映える革小物を記念品にしてみませんか?

名入れ 革キーホルダー・革ストラップ オリジナル製作専門店

本革工房 by ARTS

実績多数! 名入れ周年記念品はこちらから

-企業・法人

税込10,000円以上で
全国送料無料

支払い方法

お問合せデスク

06-6734-6777

平日 10:00~17:00

アイテムで選ぶ

用途で選ぶ

予算で選ぶ

商品一覧

フルオーダーメイド オリジナル制作承ります

本革工房について

記念品の選べる仕様

ご利用ガイド

オプション・その他

お役立ち情報

お役立ちコラム

製作工程の風景

運営会社・スタッフ紹介

instaglam facebook Twitter

© 2024 本革工房 Powered by AFFINGER5