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定年退職の社員へ贈る、特別な記念品選び!基本マナーも徹底解説

2022年11月4日

定年退職者に記念品を渡す社員たち

定年退職が決まった社員には、心から「ありがとうございました!」
「お疲れさまでした!」と感謝やねぎらいの気持ちを伝えたいもの。

でも、もしもあなたが“贈る側”に任命され、記念品選びを任されたら──。
定年退職の記念品には何がふさわしく、お相手に喜ばれるのか、悩んでしまうでしょう。

この記事では、定年退職者に贈る記念品の選び方や基本マナーなどについて詳しく解説します。
記事を参考に、お相手に喜ばれる記念品をぜひお選びください。

 

定年退職のお祝いは、誰が、いつするもの?

定年退職のお祝いは、社員一人ひとりが退職者へ個別にするものではなく、
「部署内の社員から」という形式で行なうのが一般的。
社員一同からのお祝いの記念品と考えて問題ありません。

もちろん、特にお世話になった上司や親しい間柄の先輩・同僚などには、社員一同とは別に個人的な贈り物を用意することもあります。
個人的に渡すかどうかは、定年退職を迎える方との関係性で判断しましょう。

次に、定年退職を迎える社員に、いつごろ記念品を贈ればよいのか?というタイミングについて。
一般的には退職が正式に決まってから退職日を迎えるまでの間に贈ります(詳細は後述)。
準備が間に合わない!というピンチにおちいらないよう、事前に情報収集し、しかるべき時期に記念品を贈りましょう。

 

定年退職者が喜ぶ記念品の選び方

定年退職を迎える社員は会社の功労者です。
長年勤めあげた退職者に贈る記念品なので、しっかりと感謝の気持ちが伝わるものがよいでしょう。
ありきたりのものよりも特別感を感じられるもののほうが喜ばれます。
定年退職の記念品選びの重要なポイントは、お相手の嗜好や退職理由にマッチしたものをセレクトするということ。

退職後に趣味の時間を楽しめるような実用的な記念品をプレゼントするのもよいでしょう。
そのために、まずは退職者からさりげなく趣味のことを聞いておくことが重要です。
読書が好きならブックカバーを、ドライブが趣味ならキーホルダーを。
このように、嗜好から連想する品物をセレクトしましょう。

ドライブを楽しむシニア男性

一方で、定年退職者が顧問や契約社員などで同じ会社に残って仕事をするケースもあります。
そうした方には、ビジネスシーンで使える上質で特別感のある革製の文房具などが喜ばれるでしょう。
仲間からの感謝とねぎらいの気持ちが詰まった記念品を愛用することで、フレッシュな気持ちで新しい仕事に臨めるのではないでしょうか。

ただし、目上の人に文房具を贈ると「まだまだ勤勉に」と失礼な意味に解釈されるかもしれません。
贈り物のマナーとして、文房具のことは頭に入れておきましょう。

ちなみに、定年退職ではなく、結婚や出産を機に退職する女性の場合は、何を贈ればよいか。
ポピュラーなのは調理器具などのキッチン用品です。
どの記念品にもいえますが、「自分ではなかなか買うことのないアイテム」が喜ばれる傾向にあります。
企業担当者として定年退職の記念品を探すことになったら、この点も押さえておきましょう。

 

退職者に失礼のないお祝いマナー

定年退職のお祝いは節目の大切なイベント。お相手に対して失礼があってはいけません。
定年退職者を送り出す企業担当者として、知っておくべきマナーも多々あります。

そこで念のため、退職祝いの基本的なマナーを確認しておきましょう。

退職祝いの相場は

退職祝いの相場は、相手との関係性によって異なります。
連名で贈る場合と個人で贈る場合でも金額が違ってくるので注意が必要です。

上司や先輩が退職されるとき、個人的に渡すのであれば5,000円〜10,000円、
連名で贈るなら20,000円〜30,000円が相場です。
また、同僚や後輩が退職するケースでは、個人的に贈るなら3,000円〜5,000円、
連名なら10,000円程度が一般的です。

なかでも、長年勤めあげて定年退職する方へのお祝いは、敬意を表するためにも安価過ぎる贈り物は避けたいところ。
社員がお金を出し合えば、ある程度は高額な物をプレゼントできます。
企業担当者の方は相場を目安に金額を決め、何人でお祝いをするかシミュレーションしておきましょう。

記念品を退職者へ渡すタイミング

次に、退職祝いを贈る時期について。
一般的には、退職者情報が正式に告知された1、2週間後から定年退職の数日前ぐらいまでがよいとされています。
気をつけたいのは、早すぎるタイミングで退職祝いを渡してはならないこと。
告知されてからすぐに渡してしまうと、お相手に「早く退職してほしいのかな…」と誤解される恐れもあります。
定年退職が決まってすぐに記念品を渡すのは避けましょう。

一方で、定年退職日の当日に記念品を贈るのも、あまり良くないといわれます。
相手の負担になるからです。退職日は、社内外への挨拶回りで忙しいもの。
持ち帰る荷物もあり、花束をもらうこともあるでしょう。

企業担当者は、いま一度、お相手の定年退職スケジュールを確認する必要があります。
そして、間に合うよう記念品を準備して、退職の数日前までに渡せるようにしましょう。

会社や部署でお相手の定年退職送別会が企画されている場合は、開催日に渡すのもよいでしょう。
企業担当者として記念品だけでなく送別会の準備全般に関わっているなら、当日どのタイミングで渡すかも検討できるため、スムーズに進められるはずです。

退職祝いを渡すタイミングを逃してしまった場合は、退職後2週間ほど経った頃にご自宅に持参するか、郵送するのがよいでしょう。

退職祝い・記念品の熨斗はどうする?

企業担当者として定年退職者への記念品を準備する段階になって、「あれ? こういう場合は熨斗(のし)ってどうするのだろう?」と疑問が出てくるかもしれません。
そこで、熨斗についても解説します。

熨斗紙は一般的な贈答と慶事のみに使用し、あらたまった贈り物にかける風習があります。
熨斗紙で贈り物の目的や贈り主が明確になり、さらに水引の結び目によって送り主の心が表されるのです。

定年退職の記念品は人生の節目を祝う大切な贈り物なので、熨斗紙はかけましょう。
その際、注意するのは、熨斗紙の表書きに「退職祝い」と書かないようにすること。
こう書いてしまうと、「職場から離れることをみんなが祝っている」という真逆の意味にとられかねないからです。
定年退職記念品の熨斗紙の表書きには、「御礼」と書くのが一般的。
退職理由によっては「御礼」以外にもさまざまな表書きを選べますが、定年退職の場合は「御礼」にしておけば無難です。

この他、定年退職の場合は、より丁寧な「謹呈」でも問題ありません。
この言葉には「謹んでさしあげます」という意味があり、かしこまった印象を与えられます。
上司や取引先の方などに贈るときにおすすめです。

ちなみに、結婚を機に退職する方へは、結婚祝いと同じように「御祝」「御結婚御祝」などと書きます。
ただし、出産を機に退職する方へは「御礼」が一般的。出産前に出産祝いを贈らないことと同じ理由です。

水引についても確認しておきましょう。
定年退職のお祝いには、紅白蝶結びの水引を使います。
蝶結びの水引には「何度あっても嬉しい」という縁起のよい意味があるからです。
退職は人生の門出であるため、蝶結びの水引でお祝いの気持ちを伝えます。

退職者への記念品にふさわしくないもの

退職者への記念品を選ぶ際、贈ってはいけないもの、いわゆるタブーの品物があります。
企業担当者としてこれらから選ぶことはないかもしれませんが、知識として覚えておけば役に立ちます。

  • くし…「苦」と「死」を連想させるので、退職祝いにはふさわしくありません。
  • ハンカチ…漢字で「手巾(てぎれ)」と書き、手切れを連想させます。
  • 刃物…縁を切ることをイメージさせ、退職祝いにはふさわしくありません。
  • 履き物…スリッパなどの履き物は「踏みつける」の意味があります。
  • お茶…香典返しなどお悔やみの場で使われることが多い品物です。
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定年退職者への記念品は名入れの革小物がおすすめ

定年退職という節目を祝う贈り物には、特別感のある名入れの革小物がおすすめです。
革小物は実用的なものが多く、長く愛用できるので、名入れして贈るとお祝いの気持ちが伝わって喜ばれるでしょう。
そこで、定年退職のお祝いにふさわしい名入れの革小物をご紹介します。

ステーショナリー

記念品として名入れの革小物を贈るなら、ステーショナリーがおすすめです。
ステーショナリーは日常生活で使うものなので、どなたへ贈っても喜ばれるでしょう。

ステーショナリーのなかでも、贈り物として特に人気なのはペンケースです。
本革製のペンケースは高級感があるうえに丈夫なので、末永く愛用してもらえます。
ペンケースは、あまり買い換えることのないステーショナリーのひとつ。
そのため、人からプレゼントされると嬉しい贈り物といえるでしょう。

さりげなく名入れをしておけば、特別感のある記念品としてずっと大切に使ってもらえるはずです。

ビジネスグッズ

定年退職を迎えるけれどこれまでとは違うステージで仕事は続ける。
そんな方への記念品には、革小物のビジネスグッズがおすすめです。
定年退職後に心機一転するため持ち物を新調したいと考える方もいるでしょう。

革小物のビジネスグッズでおすすめなのはIDケースです。
IDケースは首からぶら下げて毎日使うアイテム。
ただし、買い替えずに長年同じものを使っている人も多いのではないでしょうか。

リーズナブルなプラスチック素材やビニール製のものも多いなかで、本革製のIDケースは高級感を放っています。
定年退職の記念品として名入れした本革IDケースをプレゼントすれば、新しい職場で使ってもらえるでしょう。

日用品

退職理由や年代・性別に関わらず、誰にでも喜んでもらえるのが日用品の革小物です。
贈り物は、使い道がないものより実用的なアイテムが喜ばれます。
日用品は退職後の生活でも役に立つので、手に取るたびに共に働いた仲間のことを思い出してくれるに違いありません。

日用品の革小物でおすすめはキーケースです。
革製のキーケースは触り心地がよく、手になじみます。
使い続けるうちに色や艶の経年変化を楽しめるため、愛着が湧いてくるでしょう。
さりげなく名入れを施すことで、世界に一つだけの特別なキーケースになるので、退職祝いにおすすめです。

その他

贈り物は「欲しいけれど自分ではなかなか買わないもの」を選ぶと喜ばれます。
たとえば通帳を保管する通帳ケースはあると便利ですが、革製を使っている人は少ないかもしれません。

定年退職の記念品として名入れした革製の通帳ケースをプレゼントするときっと喜ばれるでしょう。
社会人であれば誰でも通帳は持っているでしょうから、年代に関わらず実用的なアイテムとして活用してもらえます。

 

まとめ

定年退職者への記念品を贈るときのマナーやおすすめの名入れ革小物をご紹介しました。
記念品を選ぶのはなかなか難しいものですが、事前に選定ポイントを一つひとつ押さえておけば大丈夫です。
ただし、退職祝いを贈るときのマナーもあるので、失礼のないよう気をつけて選んでください。

節目を祝う定年退職のお祝いには、特別感があって喜ばれる名入れの革小物がおすすめです。
革製品は高級感があり、長く使うと経年変化も楽しめます。
実用的で普段使いできるので、邪魔になることもありません。
退職記念品を何にするか悩んでいる方は、名入れの革小物を選んではいかがでしょうか。

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