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【新築の引き渡し式】お施主様に喜ばれるアイデアと記念品の選び方

2022年11月4日

戸建住宅の引き渡し

引き渡し式は、工事が完成した家の所有権をお施主様に引き渡す際に行うイベントです。
お施主様にとっては新たな門出になるイベントだからこそ、思いを込めて行いたいものですね。

そこでこの記事では、お施主様に喜ばれる引き渡し式のアイデアや、プレゼントにおすすめの記念品について解説します。

 

引き渡し式とは?実施の目的とアイデア

住宅の引き渡し

自社で施工した住宅の所有権をお施主様へ移行する「引き渡し」は、工事を担当した側にとっても楽しみな瞬間です。
この日を待ちわびていたお施主様に喜んでいただけるよう、記念すべき一日を盛り上げたいですよね。
しかしお施主様にとって家の引き渡し日の前後は、住宅ローン(金銭消費賃借契約)の手続きや、ガスや電気などのライフラインの契約、引っ越し作業、役所への届け出など、しなければならないことが多く、余裕がない時期であるケースも多いようです。
そのため、引き渡し式をおこなうべきかどうか悩んでいるご担当者もいるのではないでしょうか。

 

引き渡し式はしたほうがいい?実施をおすすめする理由

工務店の女性と施主夫妻

引き渡し式を実施する・しないは、各住宅メーカー・工務店で考え方が異なります。
実際、お施主様の時間を拘束しないことを優先し、あっさり引き渡すだけの会社もあります。
それでも引き渡し式は、可能な限り実施するのがおすすめです。理由は2点あります。

理由1 お施主様に喜んでいただけるから

マイホームはお施主様にとって一生に一度かもしれない大きな買い物。それをいよいよ手にできるのが引き渡し日です。
お施主様にとっては事務手続きなどが多く多忙な時期だからこそ、施工会社が率先してお祝いすることが大きな喜びに繋がります。
引き渡し式を実施した会社には「念願の我が家をついに手に入れた!という感動が味わえた」、「祝っもらったことで大きな節目の日になった」というお施主様の喜びの声がたくさん届くそうです。
思い出に残る一日を演出して差し上げたいですね。

理由2 今後の良好な関係のきっかけになるから

住宅メーカーや工務店の仕事は、建築した住宅を引き渡して終了、とはなりません。今後も定期点検やリフォームなどでお施主様とのお付き合いは続きます。
長ければ20年、30年…と関係は続くわけですから、お施主様に「今後も末永くお世話になりたい」と思ってもらうことは重要です。
もちろん、設計・施工の過程で密な関係を築いてきていますが、引き渡し式が今後さらに良好な関係に繋がるのであれば、実施する意味も大きくなるでしょう。

 

引き渡し日に必ずすべきこと

 

住宅設備を施主に説明する女性

引き渡し式をする・しないに関わらず、引き渡し日に必ずすべきことには以下の事項があります。

引き渡し日にすること

設備の説明・説明書類の引き渡し
新居での生活に不便がないよう、電気・ガス機器など設備の使い方を説明します。各設備の取扱説明書や付属品があれば、まとめて引き渡します。

キズや不具合のチェック
施主検査で不具合の指摘を受けた箇所で、補修対応後にまだお施主様に確認してもらっていない項目があれば、このときチェックしてもらいます。

鍵の変更・引き渡し
工事期間中は工事業者が家の施錠をするための工事用のコンストラクションキー(コンスキー)を使用していますが、これが使えない状態になったことを確認し、オーナーキーに変更、引き渡します。

引き渡し式を計画するときは、上記の項目を抑えながら、お施主様に感動していただけるようなイベントを盛り込んでいくとよいでしょう。

 

引き渡し式のアイデア

 

では具体的に、どのようなイベントが引き渡し式で喜ばれるのでしょうか。アイデアをいくつかご紹介します。

アイデア1 テープカット・くす玉割り

テープカット

テープカットやくす玉割りのような華々しいセレモニーをおこなうアイデアです。
建物に入る前のイベントとしておこなえるように、玄関前で準備しておくとよいでしょう。
備品さえ揃えられれば簡単に実行できますし、レッドカーペットを敷いて豪華な見た目を演出するのもよいですね。

体験者の声

「自分の人生にテープカットをする日がくると思わなかった」
「お祝いムードを演出してもらって嬉しかった」

アイデア2 記念撮影

引き渡し時の記念撮影

引き渡し式に参加されたお施主様ファミリーの写真をプレゼントするのも喜ばれます。
玄関前やリビングなど、新居のベストスポットで撮影すれば、引き渡し式らしい写真に仕上がります。テープカットやくす玉割りをするなら、その様子を写真におさめておくのもよいでしょう。
撮った写真はプリントし、フォトフレームに入れてプレゼントしたり、アルバムにしてもいいですね。あるいは、データの状態でお渡しするのも、引越し挨拶状や年賀状などに利用できるのでおすすめです。

体験者の声

「記念すべき日の家族写真ができて嬉しかった」
「引越し挨拶のはがきをつくるのに利用できてありがたかった」

アイデア3 工事責任者からの挨拶・お施主様の挨拶

挨拶する男性

施工側からお施主様に対して挨拶をおこないます。工事責任者、あるいは工務店・営業所の代表者からするとよいでしょう。
設計や営業の担当者など、お施主様に寄り添って家づくりをともにおこなってきた者からメッセージを送るのもよいですね。
自社の理念や、お施主様宅の工事にかけた思い、完成した家を今後も見守っていきたいこと等、感謝の気持ちとともに伝えましょう。
またこのとき、お施主様にも一言お願いし、マイホームを手にした感想を述べていただくのもおすすめです。

体験者の声

「我が家のことを思って建ててくださったのが伝わってきて嬉しかった」
「感謝の気持ちをきちんと伝えられる機会になった」

アイデア4 ギフトの贈呈

記念品の選び方

新築のお祝いとして、ギフトを贈るのもよいでしょう。
新居で使えるアイテムなどを選べば、引き渡しの記念品にもなり、きっと喜ばれるはずです。
一緒に家づくりをした過程でお施主様の好みやニーズを把握できていれば、ほんとうに喜ばれるアイテムをチョイスすることもできるでしょう。
あるいは、自社のロゴ入りの記念品を製作しておき、プレゼントとして利用するのもよいですね。
華やかさを重視するなら花束、お子さまがいらっしゃるお施主様ならケーキなどを贈っても、引き渡し式を賑やかに演出できますよ。

体験者の声

「我が家の好みを理解したプレゼントに感激した」
「自宅では今も大切に使っている」

以上4つのアイデアを紹介しました。
この4つをうまく組み合わせるだけでも、思い出に残る引き渡し式を演出できます。ぜひ参考にしてください。

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引き渡し式にふさわしい記念品の選び方

 

物件の引き渡しにあたり、お施主様へ渡す記念品を探しているご担当者も多いのではないでしょうか。
記念品は、その贈呈自体を引き渡し式のイベント化できるほか、引き渡し式を実施しない場合でも、お祝いや感謝の気持ちを込めて贈ることができます。
とはいえ、いざ実際にギフトを選ぶとなると「引き渡しのシーンに相応しいアイテムって何だろう」、「何がお施主様に喜ばれるだろう」と悩みますよね。
ここでは引き渡し式の記念品の選び方を解説します。

記念品を渡すことの意義

プレゼント

まずは記念品を渡すことでどういう効果が得られるか考えてみましょう。

記念品で得られる効果

感謝の気持ち・お祝いの気持ちを表現できる
ひとつ目は、自社に施工させてくださったことへの感謝を伝える効果です。
お施主様は、大切なマイホームの施工を、数ある住宅メーカーや工務店の中から選んで任せてくださったわけですから、「ありがとう」という御礼の気持ちを届けましょう。
また、住居の新築を祝う「おめでとうございます」の気持ちも、同時に伝えられます。

自社へのイメージアップ・親近感アップに繋がる
ふたつ目は、自社の存在をお施主様に印象付ける効果です。
お施主様とのお付き合いは、定期点検やリフォームなどで今後も長く続きます。
お施主様が新居で生活するうえで困ったことがあったとき、いちばんに思い出して相談してもらえる存在でいられるように、好感度や親近感を高めておくことは重要です。
たとえば、日常的に使えるアイテムにロゴや社名を入れてプレゼントすれば、身近に感じていただく効果があるでしょう。

記念品は必ず渡さなければならないものではありませんが、お施主様へ想いを伝え、自社により良い印象を持ってもらうためには非常に効果的といえます。
今後の関係性向上のためにも、お施主様に喜んでもらえる記念品選びに力を入れるのがおすすめです。

記念品にはふさわしくないものに注意!

引き渡し記念品にふさわしくないもの

前述した通り、引き渡し式の記念品には新築祝いの意味合いも込めることが可能ですが、新築祝いにはふさわしくないとされるNGアイテムがあります。
お施主様が必要としているのであれば敢えて選ぶ方法もありますが、引き渡しの記念品としては、避けたほうが無難です。

火を連想するもの

火は火事をイメージさせるため縁起が悪く、新築のお祝いとしては相応しくないとされています。
ライター、灰皿、キャンドル、ストーブなど火を使うアイテムは、新築祝いではタブーです。火を想起させる赤色のアイテムも避けたほうがよいとされています。

踏みつけるもの

「踏みつける」行為を連想させるものは、とくに目上の方へ贈る場合に避けるべきとされています。足元に敷くマットやスリッパをギフトにする場合には、不快感を感じる方もいるので注意しましょう。

「切れる」を連想するもの

ハサミや包丁などの刃物は、贈り物に相応しくないとされています。「縁が切れる」ことを連想するためです。

新居を傷つけるもの

壁掛け時計や絵画などは、飾るとき壁に穴をあける必要があり、家に傷をつけてしまうので、新築祝いとしては避けるのが無難とされています。
ただし、インテリアの一環としてお施主様が必要としている場合も多く、施工会社からの記念品として喜ばれる可能性の高いアイテムでもあります。状況に応じて判断するとよいでしょう。

記念品選びのポイント

喜ばれる記念品選びのポイント

では、何を基準に、どのようなものを選べばいいのでしょうか。
引き渡しの記念品としてふさわしいアイテムを選ぶポイントは下記の通りです。

新居で長く使えるもの

お施主様の新居で身近に使ってもらえるものを選ぶ、という考え方です。
引っ越し前後は時間に追われてゆっくり選ぶ時間がとれなかったり、出費がかさむ時期なので、今すぐないと生活に困るものでなければ購入を見送るケースもあるでしょう。
ですから「購入する優先度は低いけれど、あると便利で助かるもの」という基準で選べば、喜ばれる可能性が上がります。
【おすすめアイテム】
●靴べら
なくてもそんなに困らないけれど、使う人は頻繁に使うシューホーン。シンプルでスタイリッシュなデザインのものも。
●防災グッズ
万が一の場合に備えて家族の人数分を置いておきたい防災グッズ。一式そろえるとなると高額なので、プレゼントすると喜ばれます。

インテリアの雰囲気を壊さないもの

ついに手に入れたマイホームですから「素敵なインテリアにしたい」と考えるお施主様は多いはずです。インテリアを彩るおしゃれアイテムを贈れば喜ばれるでしょう。
しかし注意も必要です。なぜならお施主様は、暮らしやインテリアに強いこだわりを持っている可能性があるから。注文住宅を選ばれるお施主様には、特にその傾向が見られます。
どんなインテリアにも馴染むシンプルデザインで、永く使える上質な素材のアイテムを選ぶのがおすすめです。
【おすすめアイテム】
●キートレー
シンプルなデザインで、どんなインテリアにもマッチしそう。時計やアクセサリー収納だけでなく、玄関の鍵置き場としても使える、汎用性の高さも魅力です。

記念に残るもの

一生に一度のマイホーム建築を思い出に残してもらいたいなら、施工会社だからこそ贈れるギフトを考えましょう。
記念すべきマイホームの建築中の写真をまとめたアルバムや、建築中に出た廃材を利用したアイテムなども、唯一無二のプレゼントになるので面白いですね。
【おすすめアイテム】
●アルバム
施工中の写真を撮りためて、一冊のアルバムに仕上げましょう。最後に引き渡し式の家族写真を入れて後日プレゼントするのもいいですね。

自社の名前やロゴが入れられるもの

今後の末永いお付き合いを期待して広告宣伝効果も狙うなら、自社の名前やロゴが入れられるものを選びましょう。
ただし、名入れ部分が目立ちすぎると、ノベルティグッズ感が出過ぎて使いにくくなってしまいます。デザイン性を意識してさりげなく刻印を入れるのがおすすめです。
【おすすめアイテム】
●キーケース
新居の鍵を新しいキーケースに納めてプレゼントするのもいいですね。本革製なので、使い込むほどに味わいが増すのも魅力です。

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「本革工房」では、上質な本革製の名入れ記念品を1点から製作しています。本革を使い、熟練職人が一つひとつ手づくりしています。

データがあれば、会社のロゴマークを入れることも可能。
革の色やステッチの色を選べるので、自社のイメージカラーやお施主様宅の雰囲気に合ったカラーでオリジナリティたっぷりのアイテムに仕上げられます。
革の色が同じでも刻印方法とステッチが違えばイメージが変わりますよ。

新築の新居での新たな生活に色どりを添える、ちょっと便利なアイテムを多数ラインナップしています。

まとめ

戸建て住宅の模型

新築の引き渡しは、お施主様の人生を彩る大切な日です。
一生に一度あるかないかのマイホームの購入を、新築の引き渡し式で盛大にお祝いできるといいですね。
引き渡し式が実行できてもできなくても、お施主様が数多ある施工業者のなかから選んでくださったことに感謝し、新居の完成をお祝いする気持ちを込めた記念品を贈るとよいでしょう。
記念品は、新居で長く使えて、インテリアの雰囲気を壊さない、自社の名前やロゴが入れられるものがおすすめです。
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