事務所やお店などを開設したとき、関係者や来店者へ配布する開店記念品(ノベルティ)。
受け取った方への最初のPRとなり、とても重要なアイテムです。しかし、
「オープン記念で配る開店記念品は何がいい?」
「センスがいいと思われるものを配りたい」
「喜ばれるノベルティを用意したい」
と、準備段階になったら悩んでしまうかもしれませんね。
この記事では、開店記念品の役割と、渡された方に喜ばれる記念品の選び方を解説します。
また、本革工房のおすすめ4選もあわせてご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
目次
開店記念品は作るべき? ノベルティの役割とは
お店をオープンしたら、たくさんのお客さまに利用してもらいたいのが本音です。
お客さまとの接点をいかに作り出せるかが大きなポイントとなります。
しかし、お店とお客さまの接点がないと、オープンしたことを認知してもらえず、販売促進どころか集客自体が難しくなってしまうでしょう。
そこで活躍するのが開店記念品。まずは作る目的から解説します。
開店記念品を作る目的
お店をオープンするまでには、たくさんの人が関わります。
協力・アドバイスしてくれた関係者、サービスを待ち望んでいたお得意様、等々。
開店記念品には、こうした方々に感謝の気持ちを伝える役割があります。
これからお得意様になってもらえるかもしれないお客さまにも、「ご挨拶の品」として開店記念品を用意しましょう。
開店記念品には、今後の営業へつながる宣伝の役割もあります。
そのため、お客さまとの接点がスマートに持てる開店記念品は作るべきです。
開店記念品を作るときの3つのポイント
お贈りする開店記念品には、オープンした店舗を印象づける必要があります。
以下のポイントに重点を置いて検討していきましょう。
3つのポイント
- 開店記念品の贈り先(ターゲット)と配布目的を明確にする
- もらって嬉しいアイテムを選ぶ
- リーズナブルでも安っぽく見えないものにする
ポイント1.開店記念品の贈り先(ターゲット)と配布目的を明確にする
開店記念品を作るとき、まずは贈り先(ターゲット)を明確にすることが重要です。
記念品の候補をリサーチすれば、ティッシュやボールペン、タンブラーなど、さまざまな情報を目にします。
いざ開店記念品の作成段階になってターゲットを明確にしていなかったらどうなるか。
「流行りだから」「安価だから」との理由で無計画に作成してしまうことになり、ターゲットもブレ、開店記念品が持つ集客・販売促進効果が期待でけなくなります。
お客さまになりうる方たちに、どんなシーンで使ってもらうのか。
何のためにノベルティを配るのか。
これらを具体的にしたうえで開店記念品を作る必要があります。
ポイント2.もらって嬉しいアイテムを選ぶ
開店記念品は、もらった方が嬉しくなるアイテムを選びましょう。
たとえばペットショップの場合は、お客さまのペットのケアグッズ。
スーパーだったら、商品を収納できるエコバッグなどです。
ポイント1にもつながる部分で、ターゲットを明確に把握する必要があります。
ターゲットが日常的に使えるもの、欲しいけれど自分では買わないものを作りましょう。
また、開店記念品には販売促進効果もあります。
ハイセンスで、お店のコンセプトにマッチしているかどうか。
持ち運びや置き場所に困らないものか。
そうした点を考慮して用意するのがポイントです。
ポイント3.リーズナブルでも安っぽく見えないものを
当たり前の話ですが、事務所やお店の開設には費用がかかります。
開店記念品も、デザイン、作成、作成個数などによっては高額になることもあるでしょう。
とはいえ、「開店記念品の予算は抑えたい」と考えるのも本音で、悩ましいところです。
これらをふまえて重要なのは、リーズナブルで安っぽく見えないものを選ぶこと。
予算を抑えた結果、安っぽい開店記念品になったら使ってもらえないかもしれません。
お客さまに「いまいちだな…」と感じさせてしまうと、事務所やお店の印象も下がります。
お金をかけて開店記念品を作るのだから、チープではないものを用意しましょう。
開店記念品の予算や相場は?
開店記念品の予算は商品単価やロット数、印刷料、デザイン料などで決まります。
そのため、一概にはいえませんが、以下の相場は目安になるでしょう。
予算と開店記念品の贈り先(ターゲット)、相場を総合的に考えるのが重要です。
- ティッシュペーパーやトイレットペーパなどの日用品……100円以下
- 卓上カレンダーやボールペン……100円前後
- ハンコケースやキーホルダー……200円〜500円
- モバイルバッテリーやUSBメモリ……600円~1,000円
もらって嬉しい! おすすめの開店記念品
開店記念品は、お客さまが喜んで使ってくれて、ファンになってくれるのが理想です。
贈り先(ターゲット)は業界によって異なるため、おすすめの開店記念品も変わります。
- 飲食店
- アパレル関係
- 美容関係
- 病院関係
- 企業・事業所
上記の開店や開業におすすめの開店記念品を紹介します。
飲食店におすすめの開店記念品
カフェやバー、レストランのオープン時に開店記念品を贈呈すれば、新規顧客や常連客の獲得につながります。
もちろん、お客さまのニーズに合ったものを用意することがポイント。
飲食店なら、「食」に関連した開店記念品がいいでしょう。
おすすめは下記のアイテムです。
飲食店におすすすめのアイテム
- タンブラー・マグカップ・グラス
- 食器・フードポット
- カトラリー
- 除菌ウェットティッシュ
アパレル関係のお店におすすめの開店記念品
次は、アパレル関係のお店におすすめの開店記念品です。
実用的でファッションに関連した、下記のような小物がおすすめです。
アパレル関係のお店におすすすめのアイテム
- 化粧ポーチ
- エコバッグ
- マスク・マスクケース
- タンブラー
ブランドロゴを印字した記念品を用意できれば、
お客様にブランドイメージを強く印象付けられるでしょう。
美容関係のお店におすすめの開店記念品
美容関係のお店では、スタッフはお客さまの美容をサポートする立場。
そのため、美容に役立つような開店記念品を選びましょう。
美容関係のお店におすすすめのアイテム
- 紅茶・ハーブティー
- ハンドソープ・石鹸
- ミニタオル
- 革製の卓上ミラー・コンパクトミラー
このほか、クッキーや焼き菓子の詰め合わせなどの洋菓子セットもお客さまに喜ばれます。
病院関係におすすめの開店記念品
次は、病院関係におすすめの開店記念品です。
病院関係におすすすめのアイテム
- ブランケット
- タオル
- ソープセット
- 携帯エチケットセット
- 医療器具の形をしたステーショナリー
病院の開店記念品には、清潔感を感じさせる品物を選ぶとよいでしょう。
地域密着型の医院は、地域住民の健康を意識したアイテムが効果的。
メタボリック対策用に、お腹周りを計れるメジャーと記録ノートのセットなどもおすすめです。
企業・事業所におすすめの開業記念品
企業・事務所開設の開業記念品は販売促進活動につながります。
会社ロゴや社名の入った開業記念品を用意しましょう。
企業・事務所開設におすすすめのアイテム
- 時計
- 革製のペンスタンド
- レターオープナー
- ステーショナリーセット
ハイブランドや地方の名産品はプレミアム感を演出できるのでおすすめです。
特別感のある開店記念品なら名入れレザーアイテム! 本革工房おすすめ4選
開店記念品は、もらって嬉しく、実用的で、特別感のある品物が理想。
そうした記念品なら「自分のことを大切にしてくれるお店なのだ」と印象づけられます。
本革工房の名入れレザーアイテムは、この道40年の製造業者が手がける本物の革小物。
熟練スタッフが一つひとつ丁寧につくり上げていく逸品です。
以下は、開店記念品におすすめの名入れレザーアイテム4選。
- キーホルダー
- コインケース
- リングノート
- コースター
キーホルダー
本革製のキーホルダーは、実用的かつ高級感があるため、記念品にはおすすめです。
革部分に社名を入れておけば、配布した方に継続的な宣伝効果が期待できます。
会社のロゴやマークによってはオシャレなデザインのキーホルダーになり、男女問わず使用してもらえる可能性が高まるでしょう。
コインケース
本革コインケースは、革特有の光沢や質感が魅力。
お札と小銭を分けて管理したりしている人には重宝されるアイテムです。
形も円形や三角形など多彩にデザインができ、センスのよさもアピールできます。
リングノート
表紙が本革のリングノートは、センスのよさが引き立つアイテムです。
リングノートは実用的なので、使い続けてもらえれば宣伝効果にもつながります。
本革製リングノートはそこそこの値段がするものもあり、「自分では買う機会がない」という人からは、とくに喜ばれるでしょう。
コースター
本革工房のコースターは、高級感あふれるレザーアイテムです。
素押し(型押し)・箔押し・レーザー加工のいずれかで名入れ可能。
かさばらないため、喜ばれる記念品として人気です。
まとめ
開店記念品には、感謝・挨拶・販売促進などの目的や役割があります。
そのため、ターゲットを明確にして、実用的でセンスのあるものを選ばねばなりません。
予算には限りがあるので、お客様や業界のニーズを意識する必要もあります。
さまざまなポイントを押さえながら、一人ひとりにプレミアム感を感じてもらえるノベルティを配りましょう。
本革工房では、記念品に喜ばれる革小物をご用意しています。
必要個数のご相談も随時受付中です。ぜひお問い合わせください。